※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
5月8日(木)~11日(日)にタイ・バンコクで行われるアジア・カデット選手権の男子両スタイルの代表が、下記の通り決まった。
従来は、4月のJOCジュニアオリンピックカップの1位選手が世界カデット選手権、2位選手がアジア・カデット選手権に選ばれていた。今年はJOCカップ(4月26~27日)とアジア・カデット選手との試合間隔が短く、同大会で選手を選ぶことができないため、高体連専門部の強化委員会が熟慮の結果、過去の実績などによって選抜した。
今年は、8月に中国・南京で行われる第2回ユース・オリンピックの予選も兼ねている。ユース・オリンピックで実施される階級は、男子フリースタイルは46・54・63・76・100kg級、男子グレコローマンは42・50・58・69・85kg級。これらの階級は同大会の予選となっている。
アジアからの出場枠は、各階級とも男子フリースタイルが1枠、男子グレコローマンが2枠。したがって、男子フリースタイルは優勝選手、男子グレコローマンは1、2位選手に本戦の出場権が与えられるが、1ヶ国から出場できるのは最大で男子4選手(フリースタイル2選手、グレコローマン2選手)であるため、それを超える階級で出場権を獲得した場合、日本協会が選手を絞り込むことになる。
各階級の代表選手は下記の通り。
※はユース・オリンピック予選階級
【男子フリースタイル】
▼42kg級 谷口龍我(和歌山・那智中2年)
※▼46kg級 荒木大貴(熊本・玉名中3年)
▼50kg級 乙黒拓斗(JOCエリートアカデミー)
※▼54kg級 成國大志(三重・いなべ総合学園高1年)
▼58kg級 岩本 巧(茨城・霞ヶ浦高1年)
※▼63kg級 中村剛士(埼玉・花咲徳栄高1年)
▼69kg級 松雪泰成(愛知・星城高1年)
※▼76kg級 山﨑弥十朗(埼玉・埼玉栄高1年)
▼85kg級 石黒峻士(埼玉・花咲徳栄高1年)
※▼100kg級 二ノ宮寛斗(岐阜・岐南工高1年)
【男子グレコローマン】
※▼42kg級 神戸康生(宮崎・福島高1年)
▼46kg級 小寺雄大(奈良・大和広陵高1年)
※▼50kg級 諏訪間翔太郎(佐賀・鳥栖工高1年)
▼54kg級 吉村拓海(埼玉・埼玉栄高1年)
※▼58kg級 藤田眞大(静岡・飛龍高1年)
▼63kg級 藤島雄太(香川・香川中央高1年)
※▼69kg級 島袋慶生(沖縄・浦添工高2年)
▼76kg級 吉田隆起(和歌山北高1年)
※▼85kg級 藤井達哉(滋賀・栗東高1年)
▼100kg級 藤本 歩(茨城・霞ヶ浦高1年)