アジア大会（９月・韓国）の実施階級、ＦＩＬＡは新階級をリクエスト…Ｎ・ラロビッチ会長が回答

※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。

　国際レスリング連盟（ＦＩＬＡ）のネナド・ラロビッチ会長（セルビア）は、本ホームページの「新階級がスタートしたにもかかわらず、９月のアジア大会が旧階級で行われるのは、おかしくはないか？」との問い合わせに対し、「その通りだ。ＦＩＬＡは、すでに（アジア大会の）組織委員会に対し、決定を変更してもらうべく働きかけている」との回答を寄せてくれた。

　４年に１度行われるアジア大会は、今年は９月19日から10月４日まで韓国・仁川で行われる。昨年12月31日に大会ホームページに掲載された実施要項によると、レスリングの実施階級は昨年まで実施されていた旧階級で、女子は４階級のみ。実施期間は26日（金）～30日（火）。

　スケジュールの詳細の掲載はないが、各日の実施階級数が、26日＝３階級、27～29日＝各４階級、30日＝３階級ということから、中日の28日に女子４階級が行われ、その前後に男子が行われる予定と思われる。（要項＝実施階級 ／ 大会スケジュール）

　ラロビッチ会長の回答により、新階級での実施の可能性も出てきた。なお、アジア連盟の金昌圭氏会長（韓国）からは、現在までに回答をいただいていない。