※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
キッズ選手らに囲まれるロブレス氏
会場ではキッズ選手や保護者からのサインに気軽に応じ、鳥取県レスリング協会の会長、副会長も交えて全員で記念写真におさまった。全米に感動を与えた不屈の男のエネルギーは、参加した選手に強い勇気を与えたことだろう。
ロブレス氏は右脚がないハンディを背負って生まれながら、メサ高校に進んでから健常者の中でレスリングを始め、2006年に全米高校選手権で優勝。アリゾナ州立大に進み、2009年のNCAA大会では4位に入賞。2011年の同大会ではデフェンディング・チャンピオンを7-1で破って優勝する快挙を達成。最優秀選手に輝き、1万7687人の大観衆のスタンディングオベーション(大声援)を受けるとともに、全米に感動を伝えた。(クリック) 小野選手のセコンドにつくロブレス氏
ロブレス氏の訪問は、下記の番組で取り上げられる。
■放送局:TBSテレビ系列全国ネット
■番組名:「さんま・玉緒のお年玉!あんたの夢をかなえたろかSP」
■放送日:2014年1月12日(日)午後7時~
《受賞式でのメッセージ》
2011年に全米学生王者に輝いたロブレスさん
(この世に生を受けた人間は、脚が1本であれ2本であれ、困難と闘わなければならない。どう生まれたかではなく、どれだけ価値のある人間になれるかだ)
Make it hard, just make it possible and through pain, I wont complain. My spirit is unconquerable.
(厳しく生きろ。可能性を求めよ。そのために痛みが伴おうとも、私は不満を口にはしない。私の魂は不屈である)
Fearless I will face each foe for I know I am capable. I don't care whats probable, through blood sweat and tears I am unstoppable.
(どんな敵に立ち向かおうとも、恐れはしない。私は能力を持っているから、誰も止めることはできない。可能性がどれだけかなんて問題ではない。私は血と汗と涙を伴うどんな困難も気にならない)
-Anthony Robles-