2013.12.03

韓国の高校最強チームが来日…日韓高校選抜交流競技会

※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。

日韓高校選抜交流競技会が12月1日から東京・味の素トレーニングセンターで始まった。韓国チームは1日の正午ごろに来日。その日の夕方に合同練習が行われ、2日は早朝、午前、午後の三部練習。お互いの技術を競った。4日(水)には対抗戦が行われる。

 この日の午後は大澤友博団長(茨城・霞ヶ浦高教)が所用で不在。代わって文田敏郎副団長(山梨・韮崎工高教)が「まだ初日だが、集中したいい練習ができていると思う。韓国は今年の世界選手権で、グレコローマンで優勝2選手、2位1人、3位1人とすばらしい成績を残している。高校生レベルも強いはず。どんな練習をするか、私自身も勉強してみたい。学ぶことがたくさんあると思う」と話した。

 しかし、今年9月に日本選抜チームが遠征した時の対抗戦は、フリースタイルは8-2と圧勝。グレコローマンも4-5と伯仲した実力を見せている。原喜彦監督(新潟・新潟県央工高教は今年のチームを「史上最強の高校生チーム」と評しており、韓国に負けないだけの実力を持っている。

 「4日の対抗戦が楽しみです」と文田副団長。自信をもって臨めそうだ。

グレコローマンで韓国選手と闘う74kg級の奥井眞生(和歌山工)

9月の韓国遠征には参加していない1年生インターハイ王者の成國大志。韓国の壁に挑む。