2013.11.26

日体大が両スタイルとも首位独走…東日本学生新人選手権/優勝者数

※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。

 大学1、2年生を対象に毎年春と秋に実施されている東日本学生新人選手権。そのルーツの詳細はよく分かっていない。戦前の1937年に、ジュニア選手権という大会が実施されているが、その後、太平洋戦争の開戦までの実施は不明であるため、戦後の1948年5月に「関東学生春季新人選手権」として行われた大会がルーツとして考えられている。

 全日本学生選手権(インカレ)がスタートしたのが1950年だから、インカレ以上の伝統を持つ大会。

 その後、記録不明の年や年1回のみの開催という年はあるものの、先日の秋季新人選手権が第129回大会となる。グレコローマンが始まったのは1970年から。

 以前は、一度優勝した階級でも年度が変われば出場できたが、1979年からは、一度優勝した階級には出場できないルールとなった。

 大学別の優勝者数を見ると、日体大がフリースタイルで195人、グレコローマンで258人で、ともにトップを独走。フリースタイルは2位の日大に54人の差、グレコローマンは2位の国士舘大に166人の差をつけている。グレコローマンは、この先、100年以上はトップを走ることもありうる数字だ。(いずれも「のべ」数)

 2001年以降の優勝者数も、両スタイルともトップ。かつてに比べれば優勝の割合は少なくなっているが、選手層の厚さは依然としてナンバーワン。

 各スタイルの大学別優勝者数は下記の通り。(不明分は除く)

《フリースタイル歴代優勝者一覧表》《グレコローマン歴代優勝者一覧表》


■フリースタイル優勝選手数

 通    算 2001年以降
No. 大 学 名 優勝数 No. 大 学 名 優勝数
1 日体大 195 1 日体大 37
2 日 大 141 2 日 大 26
3 中 大 103 3 早 大 21
4 国士舘大 90 山梨学院大 21
5 専 大 89 5 専 大 19
6 明 大 79 6 拓 大 17
7 早 大 60 7 国士舘大 14
8 山梨学院大 59 8 大東大 9
9 東洋大 40 9 東洋大 8
10 拓 大 37 10 青山学院大 4
11 大東大 31 11 明 大 3
12 法 大 18 12 中 大 2
慶 大 18 群馬大 2
14 東農大 9 14 神奈川大 1
15 青山学院大 7      
16 立 大 4      
17 八戸工大 2      
八戸大 2      
東海大 2      
群馬大 2      
21 神奈川大 1      
関東学院大 1      

■グレコローマン優勝選手数

通    算 2001年以降
No. 大 学 名 優勝数 No. 大 学 名 優勝数
1 日体大 258 1 日体大 62
2 国士舘大 92 2 拓 大 35
3 拓 大 66 3 山梨学院大 15
4 専 大 62 4 国士舘大 13
5 日 大 55 早 大 13
6 山梨学院大 46 6 専 大 11
7 東洋大 29 7 青山学院大 9
8 中 大 28 8 中 大 7
9 大東大 22 9 日 大 6
10 早 大 21 10 東洋大 5
11 明 大 17 11 神奈川大 4
12 法 大 14 12 明 大 2
13 青山学院大 13 13 大東大 1
14 東海大 6 14 東農大 1
15 東農大 5      
16 神奈川大 4      
17 東北学院大 1      
八戸工大 1      
群馬大 1