2013.11.23

東日本学生リーグ戦の試合方式を変更…予備リーグ戦 → 本リーグ戦を実施

※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。

 東日本学生連盟は秋季新人選手権第1日の11月20日、理事会を開催し、来年5月の東日本学生リーグ戦の運営方式を変更することを決めた。

 新制度は、下記の通り。

(1) 一部リーグ16大学を4大学ずつに4ブロックに分けて予備リーグ戦を実施。

(2) 予備リーグの1位チーム4大学によって本リーグを行い、1~4位を決める。同様に2位チーム4大学、3位チーム4大学、4位チーム4大学で本リーグ戦を行い、それぞれ5~8位、9~12位、13~16位を決める。

(3) 二部リーグも同様に、4大学ずつの予備リーグ戦を実施したあと、1・2位チーム、3・4位チームによって本リーグ戦を行い、1~4位、5~8位を決める。ただし、予備リーグで対戦したチームとは本リーグ戦では対戦せず、その勝敗が適用される。

 来年の場合は、今年優勝の山梨学院大が予備リーグ戦のAブロック、2位の早大がBブロックとなり、A組2位の日大とB組2位の拓大が抽選でC、Dブロックへ。A組3・4位とB組3・4位が抽選でA~Dブロックへ割り振られ、同様にA組5・6位とB組5・6位、A組7・8位とB組7・8位が抽選でA~Dブロックへ割り振られる。

 2015年以降は、1~4位を順にA~Dブロックに割り振ったあと、5~8位、9~12位、13~16位の中で抽選を行い、A~Dブロックに割り振る。

 試合数は、一部リーグの場合、従来の7試合(決勝進出チームは8試合)から、どのチームも6試合へ。二部リーグは、8チーム参加の場合、従来の3試合(決勝進出チームは4試合)から、どのチームも5試合に増える。

 多賀恒雄会長は、

・予備リーグ戦の1位同士…が闘うことで、より緊張感あふれる試合が増える
・全体の試合数が減ることで、大会を3日間で行うことができ、授業への影響が少なくなる。
・二部リーグは試合数が増えることで、実戦の機会を今まで以上に得ることができる。

 等のメリットを挙げている。

 なお、来年の実施階級については、国際レスリング連盟(FILA)の新階級決定後に決めるという。現段階では4日間の日程で駒沢体育館を確保しているが、3日間できるようなら変更もありうるという。