※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
2010年全日本選抜選手権の会場でグラップリングを披露した久能
同大会は、格闘競技が一堂に会して行われる“格闘技の総合大会”。第1回は2010年9月に中国・北京で行われ、今回が2回目。実施される競技は第1回より2競技増え、合気道、ボクシング、フェンシング、柔道、柔術、空手、剣道、キックボクシング、ムエタイ、サンボ、サバット、相撲、テコンドー、レスリング、中国武術の15競技。
レスリングは23日(水)~25日(金)に、グラップリングの男子No-Gi(道着なし)3階級、男子Gi(道着あり)3階級、女子1階級、パンクラチオン3階級、ベルトレスリング2階級が、各8選手参加で行われるほか、オリンピック競技の3スタイル(男子グレコローマン、男子フリースタイル、女子)でロシア・チームと世界選抜チームとの対抗戦が行われる。
久能は2008年の第1回世界選手権のNo-Gi-92kg級で銅メダルを獲得したあと、毎年世界選手権に出場し、No-GiとGiを合わせて8個のメダルを獲得している。
昨年の世界選手権などこの大会のための予選を勝ち抜けなかったが、2010年世界選手権優勝などの実績で推薦された。昨年の世界王者ゴラン・ビダコビッチ(クロアチア)や今年の欧州&世界王者のブルーノ・イバン・トマセッティ(イタリア)ら優勝を争う。