※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
ハンガリー・ブダペストで行われた世界選手権には、日本チーム以外で活躍する2人の日本選手の姿があった。
米国女子のアシスタント・コーチとして参加した山本聖子さんと、ドイツにコーチ留学中でドイツ・チームに帯同してきた笹本睦さん。
女子56kg級などで世界選手権4度優勝の実績を持つ山本さんは、今年7月に米国協会からの要請を受けてコーチに就任。ジュニアを中心に指導しているそうだが、今大会にも参加し、セコンドにつくなどした。
笹本さんは、男子グレコローマン58・60kg級でオリンピックに3度出場し(2000・04・08年)、2007年世界選手権では2位に入った。昨年6月から2年間の予定でドイツに渡り、コーチとしての勉強中。来年6月からは日本で指導者となることが期待されている。
ともに日本コーチらと久し振りに再会し、異国での健闘を誓っていた。(撮影=保高幸子)
![]() 米国選手のセコンドで活躍した山本さん |
![]() ドイツ・コーチと笹本さん |