2013.09.23

【特集】世界選手権最終日/日本選手コメント

※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。

(9月22日、ハンガリー・ブダペスト)


 ■66kg級・清水博之(自衛隊)の話「せっかく日本の代表として出させてもらったのに、情けない。第1ピリオドから攻められなかったことが敗因です。第2ピリオドは攻めることができましたが、それを第1ピリオドから出せれば、結果は変わっていたかな、と思います。(最後は警告勝ちと思われたが)点差が開きすぎているので、審判は(リードしている選手に)警告失格をとりづらかったのだと思います」

 ■74kg級・金久保武大(ALSOK)の話「(2回戦の最後は微妙な判定)終始受けていた状態だったので仕方ない、コーチ陣から『負け試合、その前の試合展開が悪い』と言われた。試合直後は納得いかなかたけど、ビデオを見たら終始押されていたので、上位に入る力はなかったと客観的に感じた。負けて『次頑張ります』といつも言っているような気がする。これではダメですね。手ごたえより、負けて悔しい、という気持ち」

 ■120kg級・前川勝利(早大)の話「自分の中では、自分が攻めているつもりだったが、審判からはいい印象がなく、それでコーションを取られたのでしょう。その前にポイントを取れなかった自分が悪いので、実力不足でした。(前日、96kg級の斎川哲克が3位決定戦へ)あの舞台のファイナルで闘っている姿を見て、かっこいいなと思ったので、自分も闘いたいと思いました。重量級でもあそこまで行けるんだ、と思い、勢いをつけたかったけどダメでした」