※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
■女子67kg級・土性沙羅(至学館大)の話「オリンピックが目標で、今回は優勝と思っていたので、(銅メダルには)全然満足していないし、納得していない。絶対にメダルは取るつもりだったので、準決勝で負けた後、気持ちの切り替えはできました。初めての世界選手権で緊張はしましたが、動けなくなるほどではなかったです。他の国際大会と比べて人数が多く、試合数も多くて、違うな、これが世界選手権だな、と思いました」
■女子72kg級・鈴木博恵(クリナップ)の話「ロシア戦は4回やって3回、飛行機投げでやられて、いつも同じ技でやられていた。腕を取ってくるの分かっていて警戒していたけど、対応しきれなかった。敗者復活戦は腕を取られてしまって動きが止まってしまった。(世界選手権で初勝利を挙げたが)そんなに強くない相手だったので、去年から成長できているかどうか分かりません。パワーや身体能力の差は歴然なので、それを補うだけの練習をしたいと思う」
■男子グレコローマン55kg級・田野倉翔太(クリナップ)の話「全力を出し切ったので、これが実力と結果を受け止めるしかない。(納得のいかない警告失格だったと思われるが)そう言ってもらえるとうれしいけど、審判にはそう見えていなかったからコーションを取られた。それも実力です。もっとちょっと勝ち上がって、世界がどんなものか見たかった。来年の世界選手権にも出て、メダルを取れるように練習するしかない」