※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
(9月19日、ハンガリー・ブダペスト)
■女子55kg級・吉田沙保里(ALSOK)の話「ロンドン終わって忙しい日が続きましたが、世界に出ると決めてからか気持ちを切り替えて頑張ってきて、こういう結果になっりました。(決勝の相手のマットソンは)力が強かったです。決勝が一番つらかったです。やったことのない相手で、でも、絶対に勝つという気持ちでした。(東京オリンピック決定、レスリング存続決定で)本当に多くの方に応援していただきました。9月の3つの闘いの最後に勝つことができ、よかったです。(世界14連覇は)リオデジャネイロにつながったと思う」
■女子59kg級・伊藤彩香(至学館大)の話(元々右肩を負傷しており、2回戦で亜脱臼)「けがは言い訳にしからない。自分が下手くそだったからけがした。沙保里さんや馨さんはけがしても勝っている。強い人はけがをしても勝つ。2人が(自分の試合の)直前に優勝して、カッコいいと思った。自分もいつか世界選手権、いやオリンピックで優勝したいので、もっと練習します、このあとは手術し、来年の全日本選抜での復帰を目指します」
■女子63kg級・伊調馨(ALSOK)の話「準決勝のコロンビア戦で3点を取られたことが一番の収穫というか、忘れらない瞬間でした。今までに感じたことのないバネやタックル。身体能力はすごかった。あのバネはすごい。持って生まれたものですね。練習することが増えたな、ということです。ああいう、見たことのない、やったことのない人と闘えたのはいい。(優勝した瞬間は?)終わった、という感じ。最後アンクルで終われたのはよかったけど、、。満足する試合はない。50点くらい。30分ルールだったら納得できることができそう(笑)」