※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
(9月18日、ハンガリー・ブダペスト)
■男子フリースタイル74kg級・高谷惣亮(ALSOK)の話「(男子フリースタイルの)日本の最後で、伝統を守りたかった。メダルを取るつもりだった。本当に取る気だった。ただ、ロンドンの時より成長していることが分かった。60点。最低の単位をあげよう、と言う感じ。メダルに届きそうな感じはした。グルジアにもイランにも勝てる。世界との距離が縮んでいるというより、隣にいる、くらいの気持ちです」
■女子48kg級・登坂絵莉(至学館大)の話「去年決勝で負けて悔しい思いをして、それから世界チャンピオンになるためにいろんなことを思いながらやってきた。うまくいかないこともありましたけど、結果につながったのでよかったです。準々決勝、準決勝ときつかったので、勝ててよかった。レスリングやっている以上、オリンピックには出たいし、それに向かって1日、1日しっかりとやっていきたいです。まだ(オリンピック優勝の小原)日登美さんとは差があるので、日登美さんより強くなれるように頑張りたいです」
■女子51kg級・宮原優(東洋大)の話「悔しいです。片足タックルに入ってからの処理がダラダラで、返されるのを怖がって止まってしまっていた。アカデミー初とか、メダルを期待されているとかのプレッシャーはまったくなかった。気持ちが弱かったとかでもなく、実力不足、パワー不足でした。課題がたくさん見つかり、悔しい気持ちもあって、帰国してしっかり練習したい。いい意味で、この負けは次につながる負けだったと思う」