※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
■60kg級・前田翔吾(クリナップ)の話「(負傷棄権が)現実味がないというか、まだ実感できないです。(けがした状況は)足が抜けない、横に逃がせない状況で膝が曲がらない方向に行ってしまった。けっこう音がしたが、気持ちが切れたわけではなく、(試合を)やろうとしたけど力が入らなかった。けがをしたことも、(世界選手権が)終わったことも理解できない状況です」
■84kg級・松本真也(警視庁)の話「情けない内容でした。相手の中に入り込めず、相手の外でレスリングをしてしまった。横についたりしたことはあっても、手を伸ばされたりして近づけなかった。組み負けていたというより、離されてしまったというか、もっと近づければアタックできたかもしれない。これで腐っていても仕方ない。負けた事実をしっかり受け止め、次につなげたい。来年のこの大会に出られるように頑張りたい」
■120kg級・荒木田進謙(警視庁)の話「1試合目は自分より格下だと思っていたので、自分の動きができたのですが、2試合目のアメリカ戦はパワーの差を感じて、コーチから言われていることが満足にできなかったことが敗因です。1回勝ってもオリンピックに出られないので、1回勝ったくらいでは、満足はできません」