※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
国際レスリング連盟(FILA)のネナド・ラロビッチ会長(セルビア)は、レスリングのオリンピック競技存続が決まったことに際し、FILAホームページ上で満足感を表した。
同会長は「レスリングの存続に投票してくれた国際オリンピック委員会(IOC)の委員に深い感謝を示したい。その投票により、レスリングが改革され、これまでと違ったステップを見せることになった。レスリングの近代化は、これで終わりではない。私達はオリンピック・ムーブメントのベストパートナーであり続けます」と、IOCに対して深い感謝を示し、さらなる発展を誓った。
さらに、「スカッシュ、野球&ソフトボールのリーダーとサポータに対しても御礼したい。それぞれのキャンペーンはすばらしいもので、自らのスポーツを愛する情熱を見せていただきました」と、落選した2競技へエールを送った。
最後に、「オリンピック・レスリングを守るためにともに闘ってくれた世界の多くのレスラー、サポーター、ファンに対し、大きな感謝を申し上げたい。あなた達はこの勝利を目指して必死に闘ってくれた。いま、今回の投票のおかげで勝ち取ったこの位置を確かなものとするため、団結し続けなければならない」と、レスリング界へ謝意を表すとともに団結を呼びかけた。