2013.09.11

インドのフリースタイル66kg級にスシル・クマールが出場へ…9・16~22世界選手権

※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。

 ロンドン・オリンピックの男子フリースタイル66kg級決勝で米満達弘(自衛隊)と金メダルを争ったスシル・クマール(インド)が、今年の世界選手権(9月16~22日、ハンガリー・ブダペスト)に出場することになりそうだ。

 大会の1ヶ月前の締め切りまでにエントリーしていなかったインドだが、7日に世界選手権の代表を発表。男子フリースタイル66kg級は2選手をエントリーし、その1人がクマール(国際慣習により、締め切り後のエントリーでも認められる)。今週にはインド・チームに合流するそうで、地元のメディアに「世界選手権に出場する」と話した。

 同選手はオリンピックのあと、30歳という年齢のほか、肩の負傷で進退を明らかにしていなかった。今大会は、2011年アジア・ジュニア選手権優勝のアラン・クマールが出場予定だったが、オリンピック銀メダリストの実績で、スシルの出場の可能性が出てきた。

 インドは今年4月のアジア選手権で、男子フリースタイル2階級で優勝している。