2013.09.08

レスリングのオリンピック存続は「確実」…共同通信が報じる

※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。

 国際オリンピック委員会(IOC)の2020年&2024年の追加実施競技を決める投票が行われる8日を前に、共同通信はレスリングの残留が競技関係者などの話から、「確実になった」と報じた。

 世界スカッシュ連盟で会長を務めたIOCのイムラン委員(マレーシア)や国際野球連盟関係者の談話を掲載し、スカッシュと野球&ソフトボールの関係者は、今回より次回以降のオリンピック競技入りを見据えているという。

 共同通信は、7月に国際ソフトボール連盟のドン・ポーター会長が「レスリングは偉大なスポーツであり、オリンピックの起源のひとつでもある。レスリング(復活)への多くの共鳴が、私達のオリンピック復帰をより困難なものにしている」と話したことを、今月には日本野球機構の 加藤良三コミッショナーが「努力は最大限やってきている。レスリングが(ライバルに)ならなければいろんな展開があり得たが、難しい状況」と語ったことを、それぞれ報じている。