2013.08.30

「IOCの決定以降も改革は続ける」…FILAネナド・ラロビッチ会長(セルビア)

※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。

 フランスの通信社「AFP通信」は、現在、世界柔道選手権の視察でブラジル・リオデジャネイロにいる国際レスリング連盟(FILA)のネナド・ラロビッチ会長(セルビア)にインタビュー。同会長は、「2020年オリンピックでの存続を勝ち取る、勝ち取れないにかかわらず、改革は続ける」と話したことを報じた。

 ラロビッチ会長は「レスリングは3000年の歴史の中で最大の危機に面しましたが、この半年間、国際オリンピック委員会(IOC)のアドバイスを受け入れ、改革に成功した」と、ルール改正、組織改革、2016年大会での女子の6階級実施などの改革を振り返り、「やるべきことはすべてやった」と話した。

 今後やるべきことは、テレビ受けし、大衆に受け入れられるスポーツに改革し、その体制をつくることだとしている。

 同会長は、9月1日にIOC総会が行われるアルゼンチン・ブエノスアイレスに移動する。