※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
ブラジル・レスリング協会のホームページは、国際レスリング連盟(FILA)のネナド・ラロビッチ会長(セルビア)が、リオデジャネイロで8月26日から行われる世界柔道選手権の視察で、24日に当地を訪れたことを報じた。
ブラジルにIOC委員はおらず、柔道関係のIOC委員はアイルランド柔道連盟の終身名誉会長を務めるパトリック・ジョセフ・ヒッキ-理事しかいないが、国際柔道連盟のマリウス・ビゼール会長(ルーマニア)がスポーツ・アコード(旧GAISF)の会長を務めており、世界のスポーツ界に力を持っている。あいさつとロビー活動のためと思われる。
同会長は今月中旬にモスクワで行われた陸上の世界選手権にも訪れ、多くのIOC委員と会談している。
共同通信は単独インタビューを行い、「やることはすべてやった」と、レスリングの存続に自信を持っていたことを報じた。