※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
世界カデット選手権第2日は8月21日、セルビア・ズレニャニンで男子グレコローマン4階級が行われ、ハンガリーに留学中の69kg級のアーセン佐々木(バビロン高)が5試合を勝ち抜き、優勝した。前日の小柳和也に続く日本2人目の優勝。
アーセンは女子の元世界チャンピオン、山本美憂さんの長男で、今年4月のJOC杯に一時帰国して参加し、優勝して日本代表となった。
42kg級の小川 翔太(大阪・大淀中)、76kg級の山下拓也(愛媛・八幡浜工高)、85kg級の藤井達哉(滋賀・栗東高)は、いずれも初戦で敗れ、敗者復活戦へ回れなかった。出場に予定だった46kg級の齋藤僚太(埼玉・花咲徳栄高)はけがのため、遠征を取りやめた。
国別対抗得点は、2階級で優勝したものの、得点は23点で12位だった。
各選手の成績は下記の通り。
◎男子グレコローマン
【42kg級】小川翔太(大阪・大淀中) 12位=16選手出場
1回戦 ●[4-6]Varga Vilmos(ハンガリー)
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【69kg級】佐々木アーセン(ハンガリー・バビロン高) 優勝=28選手出場
決 勝 ○[7-1]Serkan Akkoyun(トルコ)
準決勝 ○[3-1]Irakli Tarkhnishvili(グルジア)
3回戦 ○[2-0]Temirlan Shadukaev(カザフスタン)
2回戦 ○[Tフォール、2P(8-0)]Dzianis Lakutka(ベラルーシ)
1回戦 ○[フォール、2P(6-4)]Stanislav Berkovec(チェコ)
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【76kg級】山下拓也(愛媛・八幡浜工高) 21位=28選手出場
1回戦 ●[0-3]Gagik Sargsyan(アルメニア)
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【85kg級】藤井達哉(滋賀・栗東高) 20位=21選手出場
1回戦 ●[Tフォール、1P(0-10)]Mohammad Biranvand(イラン)