※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
世界選手権(9月16~17日、ハンガリー・ブダペスト)の代表選手を含む女子の全日本チームが8月15日、新潟・十日町の桜花レスリング道場で合宿をスタート。16日から早朝は自然の中で体力トレーニング、午後はマットワークの本格的な練習がスタートした。(右写真)
世界ジュニア選手権と世界カデット選手権の代表選手は遠征中であるため、大学生や社会人選手を中心としたメンバー。合宿のあとは全日本学生選手権を控えるなど、過密日程の中で組まれた全日本合宿だが、栄和人・強化委員長(至学館大)は「あえてこの山奥でやる意味を理解し、暑さと闘いながらも納得する練習をしてほしい」と、自身を追いこむ練習をリクエストした。
合宿スタートの15日は、桜花レスリング道場を20年以上にわたって財政、その他で支えてくれた全日本女子連盟の丸山秀二副会長の72度目の誕生日。この日は選手から感謝の寄せ書きが贈られた。
丸山副会長は「まだ死ぬ気持ちにはなれないので、道場の維持に尽力し、充実した練習環境を目指したい」とあいさつ。年々設備が充実している道場のさらなる改善を約束し、選手を激励した。
合宿は20日まで行われる。
世界選手権の連覇へ向け、元気いっぱいに参加した吉田沙保里(左)と伊調馨。 | |
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栄和人強化委員長の指導。向こう側は吉田栄勝コーチが熱心にアドバイスする。 | 桜花道場を多方面から支えてくれた丸山秀二・全日本女子連盟副会長に感謝の寄せ書きが贈られた。 |
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