2013.08.16

リザ・カヤルプ(トルコ)の処分は世界選手権まで持ち越し

※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。

 アルメニア人とギリシャ人への差別発言をツイッターに掲載したとして、国際レスリング連盟(FILA)から6ヶ月間の出場停止処分を受けた2011年の男子グレコローマン120kg級世界王者のリザ・カヤルプ(トルコ)は、トルコ協会の上訴により、決定を世界選手権時まで延期することになった。カヤルプは9月の世界選手権(ハンガリーには出場できる。

 トルコ・レスリング協会のハムザ・イェルリカヤ会長(1996年アトランタ&2000年シドニー両オリンピック金メダリストは「トルコ協会はツイッターの発言はカヤルプによって書かれたものではないと主張する」と話し、FILAとの話し合いが不調に終われば、国際スポーツ裁判所への提訴も示唆した。