※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
(文=立間俊宏、撮影=粟田敦)
2011年から実施している島根・隠岐郡海士町を拠点とした大学女子の夏期強化合宿が8月6~13日、東京の大学を含めて7大学から23選手が集まって開催された(右写真)。
本合宿は、隠岐島前高校、全日本学生連盟、隠岐島前高校の魅力化と永遠の発展の会、島根県レスリング協会、隠岐島前高校レスリング部OB・OG会、海士町、西ノ島町、知夫村の多くのご支援をいただいて実施しているもので、、選手は強化に集中して練習に励んだ。
練習メニューは、午前にランニングや補強運動といった体力トレーニング、午後はスパーリング等の実戦を想定した練習。合宿の中日には海士町からフェリーで10分の場所にある西ノ島町へ移動し、同日に開催された「全国少年少女交流フェスタ」を観戦した。同大会は中四国地区や東京からもキッズ・レスラーが集まり、熱戦が繰り広げられた。
試合後には、環太平洋大の嘉戸洋監督のもとで講習会が開かれ、幼年、小学生、中学生、高校生、大学生の今後のレスリング界を担う全年代の若者たちが集結して指導を受けた。
隠岐島前は、島根県の北方60km、日本海に浮かぶ隠岐諸島の3つの島(海士町、西ノ島町、知夫村)で、3島すべてが国立公園に指定されるほど自然豊かな島々である。
自然に囲まれた中で体力トレーニング | |
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長谷川恒平選手の指導 | 全国少年少女交流フェスタ |
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