※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
日本協会審判員会は全日本選抜選手権に際し、5月に国際レスリング連盟(FILA)が決めた新ルールを周知徹底するため、6月14日の監督会議で説明するとともに、15、16日の両日にわたり、試合開始前に斎藤修審判委員長が選手や観客に対しても説明した。
当初伝わったルールに修正が加えられた部分もあり、監督や選手は熱心に耳を傾けた。
なお、ルールはまだ正式に確定していない。米国では今月21~22日に行われる世界選手権代表決定戦を、同点で終わった場合にはサドンデスの延長戦(先に1ポイントを取った方が勝者)で決着をつけ、5点、3点×2のテクニカルフォールを採用しないといった特別ルールで実施。各国が実戦を通じて修正をリクエストし、9月の世界選手権前には正式に決定されるとみられている。