※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
アジア・ジュニア選手権は6月13日、タイ・プーケットで開幕。男子グレコローマン6階級が行われ、60kg級の村上椋(日体大)が3試合を失点0で勝ち抜き優勝した。決勝は昨年のアジア・カデット選手権63kg級2位のキルギスタン選手を破った。
男子の日本選手がこの大会で優勝したのは、2007年フリースタイル55kg級の守田泰弘と同60kg級の紋谷哲平以来6年ぶり。グレコローマンでは、2006年55kg級の峯村亮以来7年ぶりとなる。
74kg級の阪部創(神奈川大)と55kg級の竹下雄貴(日体大)が3位決定戦に進み、阪部が勝って銅メダルを獲得した。竹下は5位。
66kg級の魚住彰吾(専大)、84kg級の林龍之介(自衛隊)、96kg級の宮國雄太(国士舘大)は、いずれも初戦で敗れ、敗者復活戦に回れなかった。
各選手の成績は下記の通り。
◎男子グレコローマン
【55kg級】竹下雄貴(日体大) 5位=12選手出場
3決戦 ●[Tフォール、1P(0-8)]Maleki Behrooz(イラン)
準決勝 ●[Tフォール、1P(0-7)]Ahmadjon Mahmudov(ウズベキスタン)
2回戦 ○[フォール、1P(F3-4)]Wu Wentao(中国)
1回戦 ○[7-6] Erlan Sadyrbekov(キルギス)
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【60kg級】村上椋(日体大) 優勝=11選手出場
決 勝 ○[5-0]Bekbolsun Asanaliev(キルギス)
準決勝 ○[4-0]Zhu Long(中国)
2回戦 ○[2-0]Daniyar Kalenov(カザフスタン)
1回戦 BYE
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【66kg級】魚住彰吾(専大) 9位=11選手出場
1回戦 ●[Tフォール、1P(0-7)]Sagar Ananda Patil(インド)
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【74kg級】阪部創(神奈川大) 3位=12選手出場
3決戦 ○[Tフォール、1P(8-0)] Li Zongchang(中国)
準決勝 ●[Tフォール、1P(0-7)]Abunassyr Omirzak(カザフスタン)
2回戦 ○[2-0]Sarvar Isokov(タジギスタン)
1回戦 BYE
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【84kg級】林龍之介(自衛隊) 9位=10選手出場
2回戦 ●[フォール、1P(0-4)]Rashid Kochiev(カザフスタン)
1回戦 BYE
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【96kg級】宮國雄太(国士舘大) 10位=10選手出場
1回戦 ●[フォール、1P(0-9)]Anucha Yospanya(タイ)