※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
【男子グレコローマン74kg級】(6月15日実施)
全日本チャンピオンの井上智裕
地方教員だった井上は、66kg級時代は優勝戦線に加わることはなかった。ロンドン・オリンピックを逃し、階級を上げて一気に飛躍した。ベテランの強さを今回も発揮できるか。
金久保は2010年世界選手権5位、昨年のアジア選手権2位という実績を持つ。練習環境に恵まれているプラス材料を生かしたいところ。
昨年の全日本学生選手権優勝で今年7月のユニバーシアード代表権を獲得した小森大祐(拓大コーチ)がどこまで食い込めるか。2011年学生二冠王(全日本学生選手権、全日本大学グレコローマン選手権)の中村隆春(日体大)も若手成長株として上位進出が望まれる。2010年全日本王者の田村和男(ワセダクラブ)も優勝を狙える実力者だ。
2012年全日本選手権表彰式。左から2位=江藤紀友、優勝=井上智裕、3位=角功介、金久保武大
井上智裕(兵庫県協会)
池澤峻介(専 大)
江藤紀友(陸上自衛隊練馬駐屯地)
金久保武大(ALSOK)
阪部 創(神奈川大学)
中村隆春(日体大)
福田 翼(群馬県警察)
濱口祐志(九州共立大)
藤原亘平(拓 大)
石田稔賢(日体大)
北川幸一(松阪クラブ)
小森大祐(拓大コーチ)
田村和男(ワセダクラブ)
永井凌太(拓 大)
《2012年6月:全日本選抜選手権成績》
[1]清水博之(自衛隊)、[2]江藤紀友(自衛隊練馬)、[3]椿和浩(九州共立大)、角功介(自衛隊)
《2012年12月:全日本選手権成績》
[1]井上智裕(兵庫・育英高教)、[2]江藤紀友(自衛隊練馬駐屯地)、[3]金久保武大(ALSOK)、角功介(自衛隊)
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