埼玉栄（埼玉）が34年ぶり２度目の優勝…関東高校大会
※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
学校対抗戦優勝の埼玉栄
埼玉栄は50kg級に昨年の全国中学生選手権王者の吉村拓海（当時埼玉・埼玉栄中）が加入。新人とは思えぬ度胸の良さで勝ち、84kg級は３月の全国高校選抜大会王者の武田光司（埼玉・埼玉栄）が全試合フォール勝ちで優勝。96kg級は昨年３位の坂田龍星（埼玉・埼玉栄）が優勝。120kg級のエントリーなし（０点）のハンデを乗り越え、近年の２強であった霞ヶ浦と花咲徳栄を抑えての優勝だった。
霞ヶ浦は60kg級の樋口黎と66kg級の奥田海人の２選手が優勝し、他の階級でもコンスタントに入賞して２位へ。花咲徳栄からは55kg級の前田頼夢と120kg級の山本泰丈の２選手が優勝した。74kg級は白井勝太（東京・帝京）が大会３連覇。
グレコローマンは、55kg級の小柳和也（山梨・韮崎工）が２月の関東高校選抜大会、４月のＪＯＣ杯カデットに続いての優勝。60kg級は２月の関東高校選抜大会を体調不良で欠場した昨年の高校４冠王の文田健一郎（山梨・韮崎工）が復活優勝を遂げた。
フリースタイルの優秀選手は武田、グレコローマンは文田が受賞した。
各階級の成績は下記の通り。 （文・撮影＝増渕由気子）
 胴上げされる埼玉栄・野口篤史監督 |
 最優秀選手賞。左から関東高校女子大会の香山芳美（東京・安部学院）＝別項参照＝、グレコローマンの文田、フリースタイルの武田 |
 フリースタイル優勝選手 |
 グレコローマン優勝選手 |
| 一 覧 表 | フリースタイル・トーナメント表 | グレコローマン・トーナメント表 |
◎フリースタイル
▼50kg級［1］吉村拓海（埼玉・埼玉栄）、［2］齋藤僚太（埼玉・花咲徳栄）、［3］高橋拓也（茨城・霞ヶ浦）、［4］桒田夏陽亜（神奈川・慶応義塾）、［5］大塚凌（栃木・足利工）、［6］山内壮（東京・自由ヶ丘学園）、［7］成田正光（神奈川・修悠館）、［8］橋本星良（茨城・土浦日大）
▼55kg級［1］前田頼夢（埼玉・花咲徳栄）、［2］井上良（埼玉・埼玉栄）、［3］増山郁人（群馬・館林）、［4］川原晃（神奈川・磯子工）、［5］新井拓巳（栃木・足利工大付）、［6］大石和輝（山梨・韮崎工）、［7］小林大樹（茨城・霞ヶ浦）、［8］マリアノ健司（茨城・霞ヶ浦）
▼60kg級［1］樋口黎（茨城・霞ヶ浦）、［2］実方直也（千葉・野田中央）、［3］難波陽（埼玉・埼玉栄）、［4］福田東記（茨城・鹿島学園）、［5］中村剛士（埼玉・花咲徳栄）、［6］茂手木龍矢（栃木・足工大附）、［7］遠藤功章（東京・自由ヶ丘学園）、［8］実栗原勝吾（群馬・大泉）
▼66kg級［1］奥田海人（茨城・霞ヶ浦）、［2］神田航也（千葉・安孫子東）、［3］吉元竜士（埼玉・埼玉栄）、［4］渡邊龍斗（群馬・太田商）、［5］本崎晃（神奈川・修悠館）、［6］谷田剛史（神奈川・磯子工）、［7］古賀亮慶（埼玉・早稲田本庄）、［8］横張太一（茨城・土浦日大）
▼74kg級［1］白井勝太（東京・帝京）、［2］鈴木岳登（茨城・霞ヶ浦）、［3］山﨑弥十朗（埼玉・埼玉栄）、［4］栗原大知（茨城・土浦日大）、［5］石黒峻士（埼玉・花咲徳栄）、［6］林雷（山梨・韮崎工）、［7］飯村友基（茨城・鹿島学園）、［8］齋藤隼佑（群馬・館林）
▼84kg級［1］武田光司（埼玉・埼玉栄）、［2］蛭田瞭平（茨城・霞ヶ浦）、［3］勅使川原延明（群馬・前橋西）、［4］永井基生（千葉・八千代松陰）、［5］佐藤勇太（神奈川・磯子工）、［6］博田健太（神奈川・修悠館）、［7］川口真司（茨城・土浦日大、［8］椎名大輔（茨城・鹿島学園）
▼96kg級［1］坂田龍星（埼玉・埼玉栄）、［2］米川優人（千葉・八千代松陰）、［3］東風馬（茨城・霞ヶ浦）、［4］荒川俊汰（栃木・足利工大付）、［5］細谷颯平（茨城・土浦日大）、［6］滝祥平（栃木・馬頭）、［7］瀬底ウィリアン（群馬・関東学園大付）、［8］萩原龍太郎（千葉・四街道）
▼120kg級［1］山本泰丈（埼玉・花咲徳栄）、［2］加藤耀汰（茨城・土浦日大）、［3］貝塚賢史（茨城・霞ヶ浦）、［4］宮原将裕（千葉・京葉工）、［5］松本直毅（神奈川・横浜清陵）、［6］北沢一浩（栃木・足利工）、［7］和田英樹（群馬・富岡実）、［8］石川瑞樹（栃木・足利工大付）
《学校対抗得点》［1］埼玉・埼玉栄55点、［2］茨城・霞ヶ浦54点、［3］埼玉・花咲徳栄35点［4］茨城・土浦日大20点、［5］栃木・足利工大付13点、［6］千葉・八千代松陰12点
◎グレコローマン
▼50kg級［1］丸山智也（山梨・韮崎工）、［2］吉田アミン（茨城・霞ヶ浦）、［3］小山涼平（山梨・農林）
▼55kg級［1］小柳和也（山梨・韮崎工）、［2］安楽拓海（千葉・野田中央）、［3］大橋武士（東京・自由ヶ丘学園）
▼60kg級［1］文田 健一郎（山梨・韮崎工）、［2］大山允長（茨城・霞ヶ浦）、［3］日野七帆（神奈川・修悠館）
▼66kg級［1］村上翔（東京・大森学園）、［2］桒原康志郎（山梨・韮崎工）、［3］井筒諒（茨城・霞ヶ浦）
▼74kg級［1］牧瀬拳人（茨城・霞ヶ浦）、［2］宮澤正毅（山梨・韮崎工）、［3］大高敬太（埼玉・埼玉栄）
▼84kg級［1］小林秀平（東京・大森学園）、［2］和智輝（山梨・韮崎工）、［3］伊田澤竜哉（栃木・足利工）
▼96kg級［1］宮内健太（山梨・農林）、［2］柴﨑由貴（群馬・太田商）、［3］藤本歩（茨城・霞ヶ浦）
▼120kg級［1］伊藤匠汰（茨城・霞ヶ浦）、［2］平山燎（群馬・大泉）、［3］揚原崧皓（東京・大森学園）
