※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
左から福田会長、FILAラロビッチ会長、吉田
同会長はロシアの通信社「All Sports」のインタビューに答え、「私達はやってきたことに自信がある。IOC理事会は、総会にかける競技を1競技にしてほしい。もちろん、それはレスリングだ。しかし、いかなるケースになっても、ブエノスアイレス(9月の総会開催地)に向けて闘いを続ける」と話した。
理事会がロシアで行われることで、レスリング存続を支援している同国のウラジーミル・プーチン大統領の影響について問われると、「政治とスポーツは別」としながら、「とても心強い。ロシアだけではなく、多くの国の支援がある」と話した。
世界最大の通信社AP通信や、ロイター通信などに対しても、同様に「(最終候補に残る)自信はある」と明言した。
福田会長と吉田は、IOC理事会に先立って行われている各種競技団体の国際会議(スポーツ・アコード)の会場でロビー活動を行い、レスリングのオリンピック存続を訴えた。吉田と同じくロビー活動で現地入りする予定だったオリンピックV3のアレクサンダー・カレリン氏(ロシア)は、足のけがのため入院し、欠席することになった。
![]() 3つのオリンピック金メダルとともに。右端はロシア協会のミハイル・マミアシビリ会長 |
![]() ロシア協会の幹部とともに。この日はIOC委員へのロビー活動が行われた。 |