※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
国際オリンピック委員会(IOC)の名誉委員で、ブラジル・オリンピック委員会のカルロス・ヌズマン会長(2016年リオデジャネイロ・オリンピック組織委員長)は5月22日、国際野球ソフトボール連盟(WBSC)が、同委員長が野球とソフトボールの2020年オリンピックへの採用を支持してくれたという声明を、「支持はしていない。私は2020年大会にレスリングが含まれるようサポートし続ける」と強調した。オリンピック・ニュースの専門サイト「inside the games」が報じた。
WBSCは20日に「ヌズマン会長が2020年大会に野球とソフトボールの採用を支持してくれている」との声明を発表していた。
同会長は、その声明は「誤解である」とし、「野球とソフトボール、他の(候補)競技に対して何も悪意はないが、私は当初から2020年大会にレスリングが含まれなければならないと主張していた。私達はレスリングをオリンピック競技に残さなければならない」と話した。