2013.05.22

2013レスリングルールの変更について…日本協会・審判委員会

※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。

2013・5・18

2013レスリングルールの変更について

                                     ロシア会議より
                                     審判委員会


pdfファイル

 ロシアでのFILAの会議で以下のようにルールが改正されました。5月19日より実施となります。
 全ての大会で、このルールを採用し実施して下さい。   

1.フリースタイルについて

 ・3分・2ピリオドのトータルポイントで勝敗を決定する。
 ・テークダウンは2点とする。(場外にでた1点と反則の1点と区別するため)
 ・テクニカルフォールは10点差とする。
 ・警告について(消極的な選手に対して)
     1回目  口頭注意
     2回目  30秒間に両者にポイントが入らなかった場合
          消極的な選手にコーション・相手に1点が入る。

 ・第1ピリオドの2分経過で両者0-0の場合レフリーはどちらかの選手に
  パッシブを与え30秒間にポイントを取らなかった場合に、相手に1点が与えられる。
 
 ・5点 1回・3点 2回のテクニカルは成立しない。
 
2.グレコローマンスタイルについて
 
 ・3分・2ピリオドのトータルポイントで勝敗を決定する。
 ・テークダウンは2点とする。(場外にでた1点と反則の1点と区別するため)
 ・テクニカルフォールは7点差とする。
 ・警告について(消極的な選手に対して)
   1回目  パッシブ(口頭注意)が与えられる。
   2回目  コーションが与えられ、相手はパーテールポジションかスタンドを選択できる
      3回目  相手に1点が入る
       4回目  失格となり試合終了。(勝ち点5)
          
  ・5点 1回・3点 2回のテクニカルは成立しない。

3.その他
  
    ・今後の国際大会でルール確認があった場合は速やかにHPに載せますので現時点では、上記のルールで実施して下さい。