山梨学院大が早大を４－３で下し５年ぶり４度目の優勝…東日本学生リーグ戦最終日
※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
リーグ戦で５年ぶりに胴上げされる山梨学院大・下田正二郎部長
東日本学生リーグ戦最終日は５月17日、東京・駒沢体育館で行われ、一部リーグは山梨学院大が 決勝で早大を４－３で下し５年ぶり４度目の優勝を遂げた。
前日までＡグループで６戦全勝だった山梨学院大は、この日の予選７回戦で青山学院大を６－１で下し、グループ優勝を決定してＢグループを全勝で勝ち上がってきた早大と対戦した。試合は軽量３階級を山梨学院大が勝ったものの、その後の３階級を早大が取ってチームスコア３－３へ。
120kg級でカザフスタンからの留学生オレッグ・ボルチン（山梨学院大）とグレコローマン全日本王者・前川勝利（早大）の対戦となり、ボルチンが第２ピリオド、前川の技の失敗に乗じてフォール勝ち。チームに優勝をもたらした。
早大はＢグループ７回戦で拓大との全勝対決となり、チームスコア１－２とリードされながら、そのあと３連勝し、勝負を決めた。
二部リーグは昨年と同じ防大と立大の決勝へ。防大が立大を５－２で下し、昨年に続く優勝を遂げた。しかし、ともに入れ替え戦は勝てなかった。
各試合結果は下記の通り。
 決勝84kg級で勝ち、早大優勝の望みをつないだ北村公平 |
 決勝120kg級で前川勝利に勝ち、山梨学院大に優勝をもたらしたボルチン |
《一部リーグ内訳成績》
| Ａグループ | １回戦 | ２回戦 | ３回戦 | ４回戦 | ５回戦 | ６回戦 | ７回戦 |
| Ｂグループ | １回戦 | ２回戦 | ３回戦 | ４回戦 | ５回戦 | ６回戦 | ７回戦 |
《二部リーグ》
| ＡＢグループ | １回戦 | ２回戦 | ３回戦 |
| 一・二部決勝／入れ替え戦 | 一部リーグ順位 | 二部リーグ順位 | 個人賞 |
◎一部リーグ
【決勝】
山梨学院大○［４－３］●早 大
■55kg級 高橋侑希○［２－０（6-0=0:59,3-1）］●西洸大
■60kg級 鴨居正和○［２－１（1-0,0-1,1-0）］●黒澤翔
■66kg級 濱本 豊○［２－０（2-0,2-1）］●多胡島伸佳
■74kg級 野間一輝●［０－２（0-1=2:04,2-3）］○保坂健
■84kg級 亀山晃寛●［０－２（0-2,0-6=1:55）］○北村公平
■96kg級 中村風太●［０－２（0-7=1:10,0-7=0:57）］○大坂昂
■120kg級 ボルチン○［フォール、2P1:25（4-1,F3-1）］●前川勝利
※すべて左側が山梨学院大
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【Ａグループ】
▼７回戦
日 大○［４－３］●日体大、山梨学院大○［６－１］●青山学院大
中 大○［７－０］●大東大、東洋大○［５－２］●群馬大
《順位》［1］山梨学院大 ７勝、［2］日大 ６勝１敗、［3］日体大 ５勝２敗、［4］中大 ４勝３敗、［5］青山学院大 ３勝４敗、［6］大東大 ２勝５敗、［7］東洋大 １勝６敗、［8］群馬大 ７敗
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【Ｂグループ】
▼７回戦
早大○［４－３］●拓大、国士舘大○［４－３］●専大
明大○［５－２］●神奈川大、法大○［５－２］●東農大
《順位》［1］早大 ７勝、［2］拓大 ６勝１敗、［3］国士舘大 ５勝２敗、［4］専大 ４勝３敗、［5］明大 ３勝４敗、［6］神奈川大 ２勝５敗、［7］法大 １勝６敗、［8］ 東農大７敗
◎二部リーグ
【決勝】
防 大○［５－２］●立 大
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【Ａグループ】
▼３回戦
防 大○［６－１］●東 大、八戸工大○［３－３内容］●慶大
《順位》［1］防大 ３勝、［2］八戸工大 ２勝１敗、［3］慶大 １勝２敗、［4］東大 ３敗
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【Ｂグループ】
▼３回戦
立大○［５－２］●東北学院大、国際武道大○［３－３内容］●東海大
《順位》［1］立大 ３勝、［2］国際武道大 ２勝１敗、［3］東北学院大 １勝２敗、［4］東海大 ３敗
◎一・二部入れ替え戦
東農大○［７－０］●防 大、群馬大○［５－２］●立 大
《個人賞》
▼一部リーグ最優秀選手賞 濱本豊（山梨学院大学）、▼一部リーグ敢闘賞 大坂昂（早大）
▼二部リーグ最優秀選手賞 下渡晃大（防大）、▼二部リーグ敢闘賞 久保貴（立大）
▼最優秀監督賞 高田裕司（山梨学院大学）、▼ゴールデンホイッスル賞 武藤正樹（東洋大）
