2013.04.23

【アジア選手権・最終日特集】男子フリースタイル・今村浩之監督(クリナップ)各選手評

※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。

(4月22日、インド・ニューデリー)


■男子フリースタイル・今村浩之監督(クリナップ)各選手評

【55kg級・森下史崇(日体大)】3位決定戦まで行きましたが、力強さやずるさに欠けている部分があった。まだまだ成長できる選手と思うので、これから帰って頑張ってほしい。

 【60kg級・前田翔吾(クリナップ)】3位決定戦で負けてしまいましたが、体調を崩してたようです。体調管理は海外の大会で特に必要です。

 【66kg級・石田智嗣(警視庁)】初戦でモンゴルに負けたものの、モンゴルが優勝して、敗者復活戦から3位となりました。チームにとっても大きな銅メダルでした。国内には米満選手がいるので、米満選手を目指して頑張ってほしい。

 【74kg級・北村公平(早大)】肝心なところで両足タックルが取れた、というのが特に印象に残っています。もうちょっと図太く試合を運べれば、試合の流れがつかめて自分の得意技を出すことができるかな、と思っています。

 【84kg級・松本真也(警視庁)】初戦の韓国戦で、第1、2ピリオドともニアフォーへもって行きながらコーションで負けてしまいました。相手もいっぱいいっぱいで、次の試合を棄権したぐらいだったんですけど、力を出すところと抜くところの差が出てしまったなというのが感想です。勝ってる時に気を抜くことなく闘ってほしい。

 【96kg級・山口剛(ブシロード)】使命感と勢いがあったかな思いました。初めに1点取られましたが、自分の方からも片足タックル取れる状況で、そうなれば試合に展開が変わってた内容でした。自信をもって自分から仕掛けてほしい。

 【120kg級・荒木田進謙(警視庁)】力を出し尽くして闘いました。相手は次の試合を棄権するほどで、もう一歩のところで日本の重量級を変えられたのかなと思う。頑張ってほしい。図太さを忘れないで戦ってほしい。