※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
国際レスリング連盟(FILA)は4月17日、公式ホームページ上でレスリングの改革のために世界的なスポーツコンサルト会社「TSEコンサルティング」と契約したと発表した。
FILAは、2月に国際オリンピック委員会(IOC)理事会から2020年五輪からの除外勧告を受けたあと、5月末のIOC理事会へ向けて、連盟の組織とレスリングそのものの改革のため、専門のコンサルト会社と契約することを決めていた。
「TSEコンサルティング」は、多くの競技の世界戦略などを担当し、発展に寄与してきた。同社のホームページによると、ブラジル、韓国、スイスなどのオリンピック委員会、国際陸上競技連盟、国際水泳連盟、欧州サッカー連盟、国際学生スポーツ連盟などの組織と契約している。
FILAのネナド・ラロビッチ会長代行(セルビア)は「TSEコンサルティングは、多くの競技の発展を手掛けた経験から私達に最高のアドバイスを送ってくれるだろう。こうしたプロフェッショナルの力は、レスリングの将来のためになり、大きな利益をもたらしてくれると信じている」とコメントした。