2013.04.18

塚本裕昭・国際交流委員長がアジア連盟(AAWC)理事へ

※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。

 アジア・レスリング連盟(AAWC)は4月16日、アジア選手権が行われるインド・ニューデリーで総会を開催。理事の任期終了で勇退する下田正二郎・日本協会副会長(山梨学院大教)に代わって選挙に立候補した塚本裕昭氏(56歳=日本協会国際交流委員長、右写真)が当選した。モンゴル協会のドルゴルスレン・ダグワドルジ名誉会長(元横綱朝青龍)も当選。

 塚本氏は神奈川・横須賀高校でレスリングを始め、卒業後、米国のワイオミング州ノースウェストカレッジとワシントン州ショーラインカレッジへ留学してレスリングを続けた。帰国後、英会話力を生かして外資系の会社に勤務。多忙の中、しばらくレスリングから遠ざかっていたが、1996年から木口道場で再開。

 1999年には全日本社会人選手権で3位に入賞。全日本選手権の出場資格を取り、43歳にして同選手権に初出場した。正確な記録は残っていないが、43歳での全日本選手権初出場は最年長と思われる。

 木口道場の木口宣昭代表が主宰する日本コンバットレスリング協会のルールディレクターを務めるかたわら、2011年から日本協会の国際交流委員長を務めていた。

 なお、アジア連盟の会長は金昌圭氏(韓国)が再任した。