2013.04.07

ギリシャのスポーツ競技連盟(SEGAS)がレスリングを支持、レスリング連盟は署名活動開始

※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。

 ロイター通信は、レスリング発祥の地、ギリシャのスポーツ競技連盟(SEGAS)がレスリングの五輪競技存続を訴えったことを報じた。SEGASはギリシャ・レスリング連盟とセッサリ大学が、国際オリンピック委員会(IOC)に対してレスリングの実施継続を訴えたことを全面的に支持する声明を発表した。

 ギリシャ・レスリング連盟のコスタス・サノス会長は、IOCがレスリングを除外候補としたことを「古代オリンピックから実施されている競技への冒とくである」と非難している。

 日本関連のニュースを扱うギリシャのサイト「Greecejapan.com」は、ギリシャ・レスリング連盟とセッサリ大学はIOC理事会の提案に反対する署名を可能な限り多く集めるため、インターネット上での署名活動を開始したことを報じた。署名の主催者は、IOCがレスリングのスポーツにおける歴史的・象徴的な意味などを勘案していたとし、除外勧告の撤回を求め、IOC総会の行われる直前の8月末まで署名を集めるという。

http://www.greecejapan.com/jp/?p=5848