※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
■高田裕司・強化本部長/男子フリースタイル強化委員長(山梨学院大教)「今回は本部長である私が男子フリースタイルの委員長も兼任することになりました。ロンドン五輪ではいい成績でしたけれど、2020年に東京でオリンピック(とレスリング)があると信じて指導陣を一新することにし、最先端の指導者を選びました。
フリースタイルは当初、和田貴広君(国士舘大職)に強化委員長をお願いしようと思っていたが、和田君が所属の都合でどうしても引き受けられないとのことで、私が束ねることになりました。途中で交代する可能性はあります。このスタッフで8年間やっていただきたいと思っている。高校生の指導者を男女ともに一人ずついれたのは、ジュニア育成の面で力を借りたいと思ったからです。
男子の世界選手権の選考方法は、まだ私案だが、五輪代表選手、特にメダルを獲った選手は6月の全日本選抜選手権で優勝すればプレーオフなしで代表にしようと思っている」
新任の西口茂樹部長に報道陣の関心が集まった
■栄和人・女子強化委員長(至学館大教)「(最近ニュースに取り上げられている)体罰問題にからみ、トレーニング方法を考え直す場合がある。それでも強くしていかなければならい。今年の世界選手権の選考について、女子は従来のようなプレーオフ(3戦2勝システム)を実施しない。全日本選手権の優勝者と全日本選抜選手権の優勝者を合宿で競わせて決める予定だ」
(注)世界選手権の代表選考方法は、強化委員長の私案であり、決定事項ではありません。