2013.03.14

ロシアのプーチン大統領があらためてレスリング除外との闘いを宣言

※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。

ロシア・レスリング協会のホームページは、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領が13日にモスクワで行われたサンボの大会で、「レスリングの五輪競技からの除外は不当」と発言したことを報じた。

 同大統領は「レスリングはオリンピック発祥となった古代ギリシア時代から続くオリンピックの基幹となるスポーツだ」と述べ、国際オリンピック委員会(IOC)との会談が実現すれば、撤回を働きかけることを明言した。

 同時に、オリンピックにロシアの伝統格闘技のサンボを採用するよう働きかけるという。

 サンボ出身のプーチン大統領は、IOCの理事会がレスリングの除外勧告決議をしたあと、早々とレスリング支援を公言していた。