【女子ワールドカップ最終日】３位決定戦（米国戦）試合詳報

※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。

（３月３日、モンゴル・ウランバートル）

48kg級　入江ゆき（青）	51kg級　宮原優（青）	55kg級　浜田千穂（青）
59kg級　栄希和（青）	63kg級　伊藤友莉香（青）	67kg級　飯島千晶（青）
72kg級　鈴木博恵（青）

３位決定戦　日本○［４－３］●米国

【48㎏級】Alyssa Lampe○［２－０（1L-1,2-0）］●入江ゆき（九州共立大）
　《試合経過》第１ピリオド30秒、入江が回り込んで１点。１分25秒にバックを取られ１－１。終了間際にタックルを仕掛けたが、時間で認められず。第２ピリオド、０－０のあとの終盤、場外際で投げの打ち合いとなり、微妙な判定で相手に１点。日本陣営はチャレンジしたが認められずに０－２とされた。

【51㎏級】宮原優（ＪＷＡ／東京・安部学院高）○［フォール、2P0:55（0-1,F4-0）］●Jessica Medina
　《試合経過》第１ピリオドの後半、宮原は背後に回り込まれ、こらえたがバックを取られて０－１。第２ピリオド、宮原は片足タックルで１点を取り、ひざを折り曲げてのまたさき。そのままフォールした。

【55㎏級】Helen Maroulis○［２－１（0-1,1-0=2:21,2-0）］●浜田千穂（日体大）
　《試合経過》第１ピリオド、０－０のあと、１分55秒に浜田がタックルを決めて１－０。第２ピリオドは２分間で０－０。クリンチの防御となった浜田はすぐに切ることに成功したものの、相手の激しい攻撃にバックをやってしまって痛恨の１失点。第３ピリオド、10秒に落とされてバックをやった浜田は、終了間際にもタックルが中途半端になってポイントをやってしまった。

【59㎏級】Allison Ragan○［２－０（3-0,2-1）］●栄希和（至学館大）
　《試合経過》第１ピリオド、タックルの相打ちは栄がポイントを取られ、ローリングで回されて０－３。第２ピリオド、栄は序盤にバックを取って１－０としたが、後半にタックルを決められ、ニアフォールに追い込まれて１－２とされた。

【63㎏級】伊藤友莉香（環太平洋大）○［フォール、1P1:59（F8-5）］●Elena Pirozhkov
　《試合経過》第１ピリオド、伊藤は足払いを受けてバックを取られ、ローリングで回されて０－５。しかし、体を入れ替えてバックを取り、逆にニアフォールを奪って４－５へ。さらにタックルで攻め、タックル返しを狙う相手をうまく押さえ込み、そのままフォール。相手は時間が先とチャレンジしたが、タイム内。

【67㎏級】飯島千晶（日大）○［フォール、2P1:51（3-0=2:03,F6-0）］●Veronica Carlson
　《試合経過》第１ピリオドの２分間は０－０。クリンチの攻撃となった飯島はしっかりテークダウンを決めた。第２ピリオド、中盤に組みついた飯島は、投げ技を決め、相手の粘りをしのいでフォール勝ち。

【72㎏級】鈴木博恵（クリナップ）○［フォール、2P0:59（1-0､F3-3）］●Brittany Roberts
　《試合経過》第１ピリオド、40秒に鈴木が回り込んで１－０。そのままのスコアで終了。第２ピリオド早々に投げを受けて０－３とされた鈴木は、外無双を決め、チームの勝利を決めるフォール勝ち。