2013.02.24

新会長に多賀恒雄理事長が昇格…東日本学生連盟

※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。

東日本学生連盟は2月23日、都内で理事会を開催し、全日本学生連盟の理事長に就任することで勇退した藤沢信雄会長の後任に、多賀恒雄理事長の昇格を決めた。理事長は後日決定される。

 多賀新会長は「先人が築いてきた伝統を守りつつ、飛躍を目指して新たな活動もやりたい」と就任の抱負を話した。

 現在、一部リーグが16大学で構成されている学生リーグ戦は、上位大学と下位大学との実力差が大きいため再考したい考え。一方、普及・底辺の拡大という観点から考えると、一部リーグをある程度の大学数にする必要があるとも考えており、「多くの大学の意見を聞いて改革したい」と話した。

 連盟のシンボル旗を制作することが承認された。モチーフはタックルする選手で、赤は力強さと闘争心の表現。上向きの三角形は選手の成長を表現したもので、旗全体を世界地図になぞらえ、連盟の拠点となる岸記念体育会館(北緯35.6711度、東経139.70度)から世界に向けて勢いよく飛び出すデザイン。

 その2つを包む月桂冠は、オリンピックで勝利をつかむ(選手を育てる)ことを表現している。