2013.02.15

IOC総会に“生き残る3競技”にレスリングが入る可能性が浮上

※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。

 ロンドン発の共同通信が報じたところによると、国際オリンピック委員会(IOC)が2020年五輪の残り1競技の選定を審議する際、5月29日~31日の理事会(ロシア)で8候補から3競技に絞り込み、その中にレスリングを含める可能性が浮上しているという。3候補に残れば、実施競技を最終決定する9月のIOC総会へかけられる。

 あるIOC幹部の「5月の理事会で選ぶ競技数は決まっていない」とした上で「3競技にすべきだ。その一つはレスリングだろう」との指摘や、各国オリンピック委員会連合(ANOC)会長を務めるアハマド委員(クウェート)の「理事会では3か4競技を選び、レスリングを残すべきだ。そして総会で決めるのがベストだ」とのコメントも報じている。

 米国レスリング協会のホームページは、IOC総会では最初に理事会の下したレスリングの除外勧告の是非を問う投票がなされると記載されているが(クリック)、この真偽は不明。