2013.02.13

AP通信は「ビッグ・サプライズ」と報道

※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。

 世界最大の通信社のAP通信は、レスリングが2020年五輪の実施競技の除外候補となったことを「ビッグサプライズ」とし、「国際オリンピック委員会(IOC)の理事会は、除外競技として最も可能性の高かった近代五種を残し、代わりにレスリングを外した」と報じた。

 マーク・アダムス報道官の「レスリングの何が悪く、(残った)25競技の何がいいという問題ではない」とのコメントを掲載。AP通信の「外れた競技が、すぐに復活する可能性は極めて低い」という推測を載せる一方、同報道官の「今回の決定が最終決定ではない。総会が最終決定だ」との談話も掲載している。

 近代五種が五輪競技に残ったことについては、「国際近代五種連盟のクラウス・ショーマン会長の積極的なロビー外交が功を奏した」ことのほか、IOC理事でもある同連盟のアントニオ・サマランチ・ジュニア氏(IOCのアントニオ・サマランチ会長の息子)の尽力も大きかったとしている。

 ※いずれもWebサイトより