2013.01.08

ロンドン五輪金メダリストが「プロレス大賞」レスリング特別賞を受賞

※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。

 東京スポーツ新聞社制定のプロレス大賞授賞式が1月7日、都内の八重洲富士屋ホテルで行われ、レスリング特別賞に輝いた米満達弘、小原日登美(以上自衛隊)、吉田沙保里、伊調馨(以上ALSOK)のロンドン五輪の金メダリスト4人が受賞した。吉田は国民栄誉賞に輝いたことが評価され、東京スポーツ新聞格技振興財団特別賞も受けた。(右写真=全受賞者)

 4人は五輪選手団の公式ユニホームである赤のブレザー姿で、金メダルを持って登壇。表彰状、カップ、副賞を受け、代表して11年連続で受賞している吉田選手が「この賞は毎年の励みになっている。今年も頑張りたい」とあいさつした。

 来賓代表として日本協会の福田富昭会長があいさつ。「20年前に(当時の)太刀川社長にアマチュアのレスリングも表彰してほしいとお願いし、レスリング特別賞がスタートした。ロンドン・オリンピックでは、金メダル7個のうち、6個が格闘競技だった(レスリング4、柔道1、ボクシング1)。メダル38個のうち、フェンシングもいれると半数近くが格闘技。格闘技の持つ力の大きさを示すことができた。それだけに、こうした表彰はありがたい」と、20年にわたって表彰を続けてくれたことに感謝。「日本の格闘技の強さを示したい」と、今後の躍進を誓った。

 レスリングOBでは、新日本プロレスの中邑真輔(青山学院大OB)が技能賞を受賞した。

東京スポーツの太刀川恒夫会長(本協会副会長)から賞を受ける五輪金メダリスト

福田富昭会長のさいさつ。長年にわなるレスリングへの支援に感謝した

水着姿で登場した女子プロレス大賞の愛川ゆず季。見事なプロポーションに、吉田選手はうっとりした表情で見とれていた!

レスリング特別賞を受賞した米満選手、伊調選手、小原選手の3人。