女子の実施が正式決定、個人戦を先に実施…2013年インターハイ

※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。

　予定されていたインターハイの女子の実施が正式に決まった。12月７日の（公財）全国高校体育連盟の理事会で女子を公開競技として実施することが承認され、12月23日に行われた日本協会の理事会で報告された。来年８月５日（月）～８日（木）に長崎・島原市の島原復興アリーナで行われる「北部九州インターハイ」から採用されることになり、男子の個人戦と並行して行われる。公開競技ではあるが、女子の第１回高校選手権という位置づけとなる。

　参加資格については、今後、（公財）全国高校体育連盟レスリング専門部で話し合って決定される。最大で１階級８選手程度の参加となる見通しで、専門部の中根和広理事長によると、女子選手の数や実力が地域によってばらつきがあるため、全国８地域から１選手ずつの参加とはならないもよう。

　今年から女子が実施されたサッカーの場合、全国９地域から32校が参加するが、関東７校、東北４校、北海道２校…など、地域によって出場できる高校数が違っている。

　インターハイの女子採用にともなって、全国高校生グレコローマン選手権と同時に行ってきた全国高校女子選手権は、今年８月に行われた大会をもって終了する予定。

　なお、これまでのインターハイは前半に団体戦、後半に個人戦が行われたが、来年からは前半に個人戦、後半に団体戦が行われる。