※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
朝日新聞社が制定する2012年度の朝日スポーツ賞に、五輪3連覇を達成した吉田沙保里(ALSOK)が決まった。五輪と世界選手権を合わせて世界13連覇と東日本大震災の被災地の子どもたちと交流をする姿勢が評価された。
同賞は、1929年に朝日賞としてスタートした歴史の長い賞。1975年にスポーツ部門が朝日スポーツ賞として独立し、1989年からがプロも対象となった。
レスリング選手では、1952年にヘルシンキ五輪で優勝した石井庄八が受賞し、以後、笹原正三・前日本協会会長(1956年メルボルン五輪優勝)や福田富昭・現会長(1965年世界選手権優勝)ら五輪・世界チャンピオンが受賞。以前は1年に複数の選手・団体が受賞していたが、2010年はサッカー男子チーム、2011年はサッカー女子チームのみが受賞。今年も吉田のみが受賞した。
吉田は2004年に続いて2度目の受賞。