※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
アジア・オリンピック委員会(OCA)は、今年から五輪で活躍が顕著だったアジア選手、男女各10選手を表彰する制度をスタートさせ、今夏のロンドン五輪からは女子63kg級で優勝した伊調馨(ALSOK)が選出された。11月8日にマカオで授賞式が行われる。
伊調の他に日本から選ばれたのは、体操男子の内村航平、柔道女子の松本薫、ボクシング男子の村田諒太の3人。レスリングの4人の金メダリストのうち、伊調が選ばれた理由は不明だが、OCAのホームページでは伊調を「日本女子で初の五輪3連覇達成」と評している。
レスリング選手で選ばれたのは、伊調のほか、五輪3連覇を達成した男子グレコローマン120kg級のアルトゥール・タイマゾフ(ウズベキスタン)と世界選手権と合わせて6度目の世界一に輝いたハミド・スーリヤン(イラン)。