2012.09.16

80周年記念祝賀会・ロンドン五輪メダル獲得祝勝会が盛大に

※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。

ステージ上に並んだロンドン五輪代表チーム

 日本協会の創立80周年祝賀会とロンドン五輪のメダル獲得祝勝会が9月15日、都内の東京・プリンスホテルで行われ、約1200人の招待客が本協会の80周年と五輪での快挙を祝った。

 会では、アニマル浜口さんの「気合だ!」コールに先導されて五輪の日本選手団が入場。選手・成績紹介のあと、福田富昭会長があいさつ。柔道から派生した日本レスリングの歴史を説明したあと、戦後初参加の1952年ヘルシンキ五輪から今年のロンドン五輪まで、メダルを絶やしたことのない伝統を紹介。ロンドン五輪での好成績を多くの人が支援してくれたことに感謝した。

 このあと、メダリストへ旅行券などの副賞が贈呈され、メダル獲得に特に貢献のあった佐藤満・男子強化委員長、栄和人・女子強化委員長、拓大・西口茂樹部長、日本協会・木名瀬重夫専任コーチの4人の指導者に金一封が贈呈された。

 来賓として、衆議院議員の奥村展三・文部科学大臣、齋藤勁内閣官房副長官、株式会社明治の川村和夫代表取締役らから祝辞をいただき、日本オリンピック委員会(JOC)の竹田恆和会長の音頭で乾杯。歓談の最中には日本テレビが特別に制作した日本レスリングの80年の歴史が上映された。

 最後にメダリスト6人が登壇し、応援してくれた人への謝辞を述べ、今月27日からカナダで行われる世界女子選手権に出場する女子55kg級の吉田沙保里(ALSOK)は「必ずカレリンの記録(世界一12度)を越えます」と優勝を宣言。

 閉会の辞では、高田裕司専務理事が「2016年リオデジャネイロ・オリンピック、2020年が東京に決まれば東京オリンピックに向けて協会が一丸となって頑張ります」と、さらなる飛躍を誓った。

 なお、祝賀会・祝勝会に先立って記念式典が行われ、オリンピックと世界選手権のメダリストのほか、協会の発展に多大な貢献のあった人たちへの授賞などが行われた。

協会の発展に貢献のあった企業などへの感謝状贈呈

五輪金メダリストを代表して表彰状を受け取った(左から)金子正明氏、吉田沙保里選手、宗村宗二氏

アニマル浜口さんが五輪代表チームを先導

パーティー時、メダリストは記念撮影に引っ張りだこ