2012.09.09

森下史崇(日体大)が銅メダル…世界ジュニア選手権最終日(男子フリースタイル)

※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。

 世界ジュニア選手権最終日は9月9日、タイ・パタヤで男子フリースタイル4階級が行われ、55kg級の森下史崇(日体大)が銅メダルを獲得した。男子フリースタイルのメダル獲得は2年ぶり。

 森下は1、2回戦を勝ったあと、3回戦でロシア選手も撃破した。しかし準決勝で2010年に50kg級で2位に入っているラシャ・タラカーゼ(グルジア)で1-2で敗れた。3位決定戦では今年の欧州ジュニア選手権2位のアータク・ホブハニシャン(アルメニア)を2-0で下した。

 他の3階級は上位進出ならなかった。84kg級の亀山晃弘(山梨学院大)は2試合を勝ったものの、3回戦で敗れ、66kg級の保坂健(早大)も初戦白星のあと、2回戦と敗者復活戦を連敗。120kg級の村上佳児(徳山大)は初戦で敗れて敗者復活戦へ回れなかった。

 各選手の成績は下記の通り。


 ◎男子フリースタイル

 【55kg級】森下史崇(日体大)    3位=30選手出場
3決戦  ○[2-0(5-4,5-0)]Artak Hovhannisyan(アルメニア)
準決勝 ●[1-2(3-5,7-4,3-5)]Lasha Talakhadze(グルジア)
3回戦  ○[2-0(3-3,5-1)]Ismail Timurovitch Musukaev(ロシア)
2回戦  ○[2-0(5-0,1-0)]David Berdis(スロバキア)
1回戦  ○[2-0(TF7-0,2-0)]Georgi Valentinov Vangelov(ブルガリア)

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 【66kg級】保坂健(早大)    16位=31選手出場
敗復戦 ●[フォール、2P(3-4,F2-4)]Andrei Karpach(ベラルーシ)
2回戦  ●[0-2(TF0-6,0-1)]Magomed Kurbanaliev(ロシア)
1回戦  ○[2-0(1-0,4-0)]Mohammed Boudraa(アルジェリア)

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 【84kg級】亀山晃弘(山梨学院大)    8位=27選手出場
3回戦 ●[1-2(0-3,3-2,2-3)]Vahe Tamrazyan(アルメニア)
2回戦 ○[2-0(7-6,3-2)]Hossam Mohamed(エジプト)
1回戦 ○[2-0(4-0,2-1)]Tepakam Methee (タイ)

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 【120kg級】村上佳児(徳山大)     17位=17選手出場
2回戦 ●[0-2(0-1、TF0-7)]Ali Magomedabirov(アゼルバイジャン)
1回戦  BYE

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 《国別対抗得点》
 [1]ロシア 64点、[2]アゼルバイジャン 47点、[3]イラン 44点、[4]アルメニア 40点、[5]グルジア 34点、[6]トルコ 28点、…[13]日本 12点