※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
全国少年少女選手権の男女5・6年生の部の優勝選手を集めた全国少年少女エリート合宿が9月24日から東京・味の素トレーニングセンターでスタートした。全国から集まった約50選手がナショナルチームの指導者から技術指導を受けた。(右写真)
合宿の最終日となる27日午前は、この日からスタートする全日本女子チームの練習に参加するという、これまでにない試みが実施される。世界を目指す選手達とともに汗を流すことで、技術面のみならず、モチベーションの向上も期待される。
コーチとして参加したのは、日本協会女子強化委員会から成富利弘監督(東京・安部学院高)、斎藤将士コーチ(警視庁)、関貴史コーチ(日本協会専任コーチ)。成富監督は「カデット、ジュニアでの好成績につながるような指導をしたい」と話した、また、生活面での指導にも力を入れ、「周囲に認められる人間づくりも目指したい。強ければ、何をやっても許されるといった考え方は絶対に持たせない」と、生活面での指導にも神経を注ぐという。