※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
9月27日(木)~29日(土)にカナダ・ストラスコーナカウンティーで行われる世界女子選手権に7選手を派遣する。
55kg級の吉田沙保里(ALSOK)はロンドン五輪に続いての参加で、2002年大会以来10大会連続の参加。3度の五輪を含めて13度目の世界大会出場となり、アレクサンダー・カレリン(ロシア)が1988~2000年につくった12度の世界一(世界選手権9度、五輪3度)越えに挑む。
51kg級は17歳の川井梨紗子(愛知・至学館高)が出場。母・初江さん(旧姓小滝)は1989年の世界選手権53kg級に出場しており、日本レスリング史上初の母・娘での世界選手権出場を果たす。世界でも例を見ない。17歳での世界選手権出場は2003年の坂本真喜子(48kg級)以来。
67kg級の井上佳子(クリナップ)は昨年の大会で銅メダルを獲得しており、連続のメダル獲得を目差す。
派遣チームは下記の通り。なお、五輪イヤーは男子の世界選手権は行われない。
◎役員
▼団 長 丸山秀二(日本協会副会長)
▼監 督 栄和人(至学館大教)
▼コーチ 木名瀬重夫(日本協会専任コーチ)、藤川健治(自衛隊)、吉田栄勝(日本協会コーチ)
◎代表選手
▼48㎏級 登坂絵莉(至学館大)=初出場
▼51㎏級 川井梨紗子(愛知・至学館高)=初出場
▼55㎏級 吉田沙保里(ALSOK)=10大会連続10度目
▼59㎏級 島田佳代子(自衛隊)=初出場
▼63㎏級 工藤佳代子(自衛隊)=初出場
▼67㎏級 井上佳子(クリナップ)=2年連続4度目
▼72㎏級 鈴木博恵(クリナップ)=初出場