2012.08.06

【ロンドン五輪第1日】長谷川恒平 関連談話

※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。

長谷川の敗退が決まると、両親は青学大の太田浩史監督(右)、佐々木伯OB会長(中)に深々と頭を下げた

 ■長谷川選手の父・渉さん「もうちょっと勝ちたかったでしょうね。でも、レスリングを23年間やってきて、得たものは大きかったと思います。得たものを、これからの人生に生かしてほしい。今後、選手活動を続けるかどうかは、分かりません。親としては、これで終わりかな、とは思っていますが、どうでしょうか」

 ■長谷川選手の母・百合子さん「本当によくやってきたね、と声をかけたい。日本の国旗を背負って、ここまでよく頑張ってくれたと思います。本人はとても悔しがっていると思うけれど、これからの自分の人生に勝ってください」

 ■長谷川の母校の青山学院大・太田浩史監督「一生懸命にやったと思います。相手(デンマーク)のクロスボディロックからの攻撃にかかったのが痛恨です。対応は考えていたと思いますが…。残念でした。教え子がオリンピックで元気に闘う姿を見ることができて、よかった。お疲れ様と言いたい」

(取材・撮影=樋口郁夫)