2012.07.08

アゼルバイジャンの五輪優勝選手の賞金は総額100万ドル(約8000万円)?

※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。

 ロンドン五輪で優勝したアゼルバイジャンのレスリング選手は、総額100万ドル(約8000万円)近い賞金を手にすることが分かった。

 オルハン・アリエフ大統領が同国の五輪代表選手に対し、優勝選手には52万ドル(約4160万円)の賞金を明言。同国オリンピック委員会は26万ドル(約2080万円)の授与を決めており、総額で78万ドル(約6240万円)。ここに、金額はまだ公表されていないが、同国レスリング協会からの賞金が加わる予定で、総額で100万ドル前後になることが予想される。

 今回の五輪では、米国のレスリング選手が金メダルを取ると25万ドル(約2000万円)、ロシアの女子選手は50万ドル(約4000万円)が協会などから授与されることが決まっている。

 アゼルバイジャンは貧富の差が激しく、サラリーマンの平均年収は50万円程度と伝えられる一方、10万円もいかない人が多数いると言われている。金額でも米ロより上だが、その国の貨幣価値に換算すれば破格の収入を得ることになる。